行ってみたい 見てみたいと以前から念願の正倉院展にいってきました。
この日は晴天、紅葉には少し早い平日。
急に前の日にバスの予約を取り、イソイソと一人ででかけました。
(格安バスツアー・・・¥3980 奈良で約5時間の自由行動、安い!)
バスを降りたのは・・奈良公園。 いきなり 鹿です。
感心した鹿がいました。
この お坊さんの傍らにいる鹿君、すごいのよ。
お坊さんに 道行く方が お金を、なんていうのか?おわんのようなのに入れると、、、
首を縦に振って お辞儀をするのです!! まるで お礼をいってるのか、旅の無事を祈っているのか・・・
とっても おりこうさんな鹿君でした。
正倉院展・・・平日なのに もの凄い人です。
タジ・・・! え~~! 中に入るのいつになることやら・・・
せっかくきたのですから並ばなきゃ、
一人でいると いろんな方の会話が聞こえます。「今日は少ないなぁ」
(え!?) この日は30分くらいでしたが 1時間以上も並ぶのはあたりまえのようです。
中での撮影は出来ませんので・・・
見学者の声と 私の感想を・・・(見学者は平日のせいか中高年が多く、
学者風のおじさんのグループも多かった。)
緑紗机覆ーみどりしゃのつくえのおおい(玉飾りの箒の覆い裂)
淡緑色の透けて見える綺麗な布を見たおじさんが
「日本語で云うと・・・テーブルカバーやな。」
(おっちゃん!それ日本語ちゃうし!! おまけに 日本語が緑紗机覆やし~~。)
献物用の箱が沢山あり、どれもこれも素晴らしく手の込んだ美術品です。
それをみていた若い男性のグループが・・・
「おい○○!眠たいんか?」「ちゃんと見とるよ!めちゃ熱心に!」
「しかし、箱多いなぁ・・・ 中身より入れ物重視やなぁ」
「今もいっしょやなぁ~!」
(え?そうなん?中身より、パッケージ? そうかも。)
と、アチコチで他愛も無い感想。 どこかで聖武天皇・光明皇后が聞いてたら・・・「ぷ・・ぷ・・ぷ」
と 笑うでしょうか。 今の世まで 大切に保管、観覧出来ていることを喜んでいられるでしょうか?
正倉院展のあと お茶を・・・
上品な女性のお手前を拝見しながら 美味しくいただき、古都奈良の印象はグッとアップ↑
しかも、この女性、かなりの熟練者とみた。 が、しかし!途中で茶せんを「カツン!」と
茶碗にぶつけ、、大笑い!・・・・私も笑って・・・その場は 和んだ雰囲気に。そんな時もあるんだぁ・・
と、妙に私も納得。 笑う>緊張。 笑ってゆるしてよね。
まだ 紅葉には早い時期でしたが、
台湾はぜの葉、さくらの葉、 美しく散っているのも見つけました。
この後、帰ってきた阿修羅像を見て(待ち時間40分)・・・う~~ん、美男子!!
奈良といえば (レイニーさん)に10分だけ 逢って・・・走ってバスに乗り込みました。ふ~~!